結願祭についてAbout KITSUGANSAI
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結願祭は、五穀豊穣、子孫繁栄、無病息災など様々な願いを一つにまとめた“願解き”の儀礼です。結願祭 とは?
この祭事では、古くから伝わる多彩な芸能が奉納されます。八重山の各地で毎年、または何年かごとに行われ、川平では毎年行われる三大祭りの一つとされています。
結願祭は、祈願が叶ったことへのお礼参りの意味も含んでいます。農作物の収穫が無事に終わったことへの感謝と、来期の豊作、住民の健康と幸せを祈願するお祭りです。
神司が御嶽に籠って祈願する夜籠りを経て、群星御嶽 境内での総踊り、太鼓、棒術、獅子舞、舞踊、狂言といった多彩な演目が続きます。
川平の太鼓は約350年前、棒術は約550年前、獅子舞は約500年前から伝えられています。
特に棒術は、当時自己流で棒術・剣術の技を磨いた「仲間満慶山 」から村の若者たちが技を学び始めたと伝えられています。