幼なじみの石垣優さんと、三線とギターのユニット『やなわらばー』として20年活動してきた東里梨生(あいざとりお)さん。現在は子育てをしながら、大阪を拠点に活動している。帰省中の梨生さんに、島での思い出の場所を案内してもらった。
母校の八重山高校へはいつも裏門から登下校していたのだそう。やなわらばーの楽曲『青い宝』にある歌詞の一節「いつもの坂道」はこの坂のこと。「お昼休みに、近くのばあちゃんちに毎日お昼ごはんを食べにも行くのもこの通りを下って行ってました。思い出がつまった坂道です」
母校、八重高をのぞく梨生さん。
八重高裏門通りの坂道
沖縄県内に店舗を持つディスカウントストアのビッグワン。「ローカル感がすごくいいですよね。すぐ近くだったピアノの習い事の後、いつもここでぬり絵をみて親の迎えを待っていました」
Big1 9:00~22:00/無休/石垣市登野城627-1/0980-83-3222
おばあちゃんの家の目の前で、いつもここを遊び場にしていた梨生さん。庭にある2本の大きなガジュマルの木は、今でもぱっと頭に浮かぶ原風景。『ガジュマルの樹』という曲はこのガジュマルをモチーフにしている。
「よくガジュマルのひげにぶら下がって遊んでいました」
登野城公民館敷地内のガジュマル
今の離島ターミナルができる前、2007年までフェリー乗り場だった港の一角。ルーツである竹富島に行くのに、よくここから船に乗ったし、おじいちゃんが八重山観光フェリーの立ち上げ時の一員だったこともあり思い出深い場所。「当時の雑多な雰囲気がよかったですよね。とても印象に残っている光景です」
旧離島桟橋
新川の高台にある、同級生が営むミルミル本舗の本店。名蔵湾や近くの島々が見渡せる眺めが最高で、友人をかならずつれてくるスポット。季節ごとにたくさんの種類があるジェラートは、来る度にいろいろな味をためしているのだそう。
牧場直営で、新鮮な生乳をつかったジェラートがいただける。
ミルミル本舗 10:00~日没/無休/石垣市新川1583-65/0980-87-0885