沖縄本島から南に410km、飛行機では約1時間。
日本でいちばん南の島々、八重山諸島に石垣島はあります。
石垣島と周辺離島マップ、気候や島内での移動手段を紹介します。
石垣島マップ
八重山諸島の玄関口、石垣島は、サンゴ礁の海に囲まれ、山々がつらなる自然豊かな島。
島の南側に市街地がコンパクトにまとまり、サトウキビ畑やパイナップル畑、牛がのんびり暮らす牧場などが広がります。
八重山マップ
石垣島周辺には個性豊かな島々があります。 近くの島へ渡る船は、市街地南側のユーグレナ石垣島離島ターミナルから出航しています。
出航スケジュールは、船会社のサイトをチェック!
安栄観光
石垣島の気候、台風
亜熱帯海洋性気候に属する石垣島は1年を通して温暖な気候です。
5月頃から11月頃が台風シーズン。夏場は晴れが多いけれど、スコールのような急な短い雨も多くなります。
12月から3月くらいまで、冬はどんよりした天気が多くなります。冬は海風も強く、体感温度は気温よりも少し低くなります。
※気温は気象庁2020年データより。台風は石垣島気象台の300km以内に入った2011年~2020年の平均数。
※気温は気象庁2020年データより。台風は石垣島気象台の300km以内に入った2011年~2020年の平均数。
服装はこんな感じ
春(3月~5月) | あたたかくなってくるけれど、北風が吹いて寒い日もあるので長袖はあったほうがいい。5月に入るくらいから気温は30℃近くに。5月は梅雨ですが、本土のようにしとしと降り続くような梅雨ではなく、晴れることも。 |
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夏(6月~8月) | 連日30℃以上の日が続きます。室内はクーラーが効いているのと、紫外線がとても強いので羽織りものは持っていたほうがいいです。帽子やサングラスもお忘れなく。スコールのような、急な雨があります。 |
秋(9月~11月) | 昼間は暑いけれど、10月頃から朝晩は冷えてくるので長袖が必要です。11月頭くらいまでは日中は30℃まであがるので海やプールで泳げます。 |
冬(12月~2月) | 12月に入ると急に冷えてきます。海風が強く気温よりも体感温度は少し低いので、ジャケットや薄手のコートなどの厚着が必要。とはいえ、晴れると暑くなることもあるので、いつでも脱げるようにしておいたほうがベター。 |
石垣島への行き方
現在、石垣島へは空路のみ。主要都市から直行便が出ています。
那覇での乗り継ぎも利用しやすく、JAL、ANA便で石垣空港まで約1時間です。
南ぬ島石垣島は島の東海岸沿いにあり、離着陸時の景色も見ものです。
羽田空港から
JAL、 ANAの直行便で約3時間10分
成田空港から
Peach Aviationの直行便で約4時間
関西国際空港から
JAL、 ANAの直行便で約2時間25分
Peach Aviationの直行便で約2時間45分
名古屋空港、福岡空港から
季節により直行便の運航あり
空港について詳しくはこちら!
島内の移動
レンタカー
たくさんのレンタカー会社があります。島を効率よく巡るなら、やっぱりレンタカーがおすすめ。
タクシー
空港、離島ターミナル、繁華街、大型ホテルには、タクシーが常駐していて便利。1日観光をしてくれるタクシー会社もあります。
路線バス
空港-市街地間は20~30分に1本ほど運行していますが、それ以外の路線は本数が少ないので注意。市街地のユーグレナ離島ターミナル近くに、東(あずま)運輸のバスターミナルがあります。
レンタサイクル
コンパクトな街中をまわるなら自転車で充分。レンタサイクルショップのほか、ホテルや民宿での貸し出しがあるところも。
レンタルバイク
車より小回りが効いてアクティブに移動できるのがレンタルバイク。ひとり乗りのほか、ふたり乗りができるものも。
石垣島観光の注意事項
日差しがとても強いので、帽子や羽織りもの、サングラスなど紫外線対策をしっかりお願いします。
道路走行中、野生生物が飛び出してくることがありますので、車のスピードの出し過ぎに注意ください。特にシロハラクイナがよく飛び出します。
台風接近時、暴風警報発令中は外出せず、台風が過ぎ去るのを待ちましょう。
監視員やライフセーバーのいない海ではひとりで泳がないでください。泳ぎに自信があっても、かならず誰かと一緒に泳いでください。
石垣島の海域は離岸流が発生する場所が多くあります。特に米原海岸や吉原海岸で強い流れが確認されています。沖に流されていると感じたら、砂浜と並行に泳ぎ、沖向きの流れを感じなくなったら浜を目指してください。
5月から10月頃には、強い毒を持つハブクラゲやカツオノエボシが出現します。海水浴は、クラゲ侵入防止ネットがあるビーチで。ほかにも、オニヒトデやミノカサゴなど、触れると炎症を起こし痛みをともなう危険生物がいます。 海の危険生物について、詳しくはこちら。
自然のなかでは、毒蛇のハブに注意してください。まれに、民家の石垣などにいる場合もあります。もし咬まれてしまった場合には、助けを呼び、すぐ病院へ行ってください。
動植物の採取、持ち出しは禁じられています。
島内さまざまなところにある御嶽は神聖な場所です。むやみに立ち入らないでください。