島人とっておき、
石垣島ぐるっと案内コース Islander recommended course

牛飼い・宮良 央さん

子牛の飼育、石垣牛の肥育農家として140頭ほどの牛を育てている宮良央(なか)さん。生まれ育った白保の地域活動や、伝統文化継承のために精力的に活動する、白保愛強めの宮良さんの、白保や周辺のおすすめスポットを紹介してもらった。

移民としてブラジルやアルゼンチンで暮らしていた呉屋さんが営む、島料理と南米料理の食堂。宮良さんはいつも、マンビカー(シイラ)などの白身魚と野菜をたっぷりのニンニクと炒めるブラジル料理「ペスカードサルダード」を頼むのだそう。「夜のメニューの、おばさんが作る本場のおつまみも最高においしいです」。

ブラジルの家庭料理、「ペスカードサルダード」。ボリュームたっぷり。

沖縄料理&南米料理 もろみや
営業は金土日のみ 11:30~15:00L.O.(夜は事前予約で営業)/
石垣市宮良16-19/0980-86-8336

車で約5分

昔ながらの家並みが残る静かな白保集落。こんなフクギのトンネルも。「いつも車で通るだけだけれど、たまには自分の集落をゆっくり歩きたいなと思う」。集落内は細い路地で見渡しがよくないので、車ではゆっくり走行を。

白保集落

車で約8分

宮良さんの牛舎のすぐ横にできたアクセス道路。もともと牛舎からは、空港やおりてくる飛行機、夜の滑走路や誘導灯などのカラフルに光るライトがよく見え、好きな景色だったのだそう。アクセス道路からはそのままの景色が眺められるのでぜひ通ってみてほしい場所。

空港へのアクセス道路

車で約5分

空港の入口すぐそばで、お父さんの親友である米盛さんが営むそば屋さん。紅芋が練り込まれた麺のおそばもおいしいけれど、島バナナスムージーと芋ダンゴも宮良さんのお気に入り。見晴らしがよく、緑の向こうに水平線まできれいに見える景色が気持ちいい。

島バナナスムージーと、紅芋とタピオカ粉でつくる、もちもちの手作り芋ダンゴ。

ちゅらいも 紅っ子そば
10:00~15:00/休:木曜/
石垣市白保1960/0980-87-7123

車で約20分

島の東側の星野集落から、西側にある野底に抜ける少し手前のスポット。「林道の1本道を走っていると、突然開けていい眺め。時間がある時は車からおりて眺めてます。昼の景色もいいけど夕方もいいですね」。

野底林道

宮良 央
牛飼いになるため、東京農業大に進学し畜産を学ぶ。徳島の牧場で3年働いたのち帰島。家業に加わり、現在は母親、妹とともに牛を養う。自身の生産した牛の精肉を扱う卸し業や加工もはじめようと準備をしているところ。
» instagram