海人・多良間直史さん
クロマグロ（本マグロ）やキハダマグロ、メバチマグロなど、マグロをメインに釣る海人（漁師）の多良間直史（なおふみ）さん。自分の体重の何倍もあるクロマグロも一本釣りで釣り上げる。そんなたくましい海の男、多良間さんのお気に入りの場所は。
サザンゲートブリッジを市街地から向こう側の埋め立て地に渡って、橋のすぐ下あたりが多良間さんのお気に入りの場所。出入りする漁船を眺めるのが好きで、「あの人今日はどれくらい釣れたかなーって偵察してる（笑）」。橋の基礎工事にはお父さんも携わっていたのだそうで、それもこの場所が好きな理由のひとつ。
車で約5分
現在漁に出ている船は義父のものだけれど、自分の船を持つために改装している真っ最中。漁に出ない日はここに来て作業しているのだそう。人から譲り受けた船を、大きな本マグロも詰め込めるように改造したり、操縦装置をつけたりと、毎日少しずつ手を加えている。「作業中に見える海もきれい。ここから見る夕日も好きです」
車で約5分
ピッツェリア イル トレコルデは同級生が営んでいる本格ピザ屋さん。大きな蒔窯で焼くナポリスタイルのピザが人気の店。ランチにも来るけれど、夜ふらっと飲みにくることも。
辛いものが好きだという多良間さんのお気に入りは、島の一味唐辛子をつかった「アカハチ」。
車で約30分
白保集落と空港のあいだにある海岸。子どもの頃、家族で飼い犬をつれてよくきていたのだそう。人がいなくて、静かでぼーっとできるのでたまに訪れる場所。「海は毎日違うからおもしろい」と仕事のことを話してくれ、とにかく海と仕事が好きで仕方がない様子。
多良間 直史
石垣島生まれ。東京より帰郷後、海人である義父の手伝いをしたことがきっかけで、自分も海人への道へ。現在はマグロ漁メインだけれど、いろいろな漁法を取り入れ、さまざまな魚を釣っていきたいと奮闘中。
石垣島生まれ。東京より帰郷後、海人である義父の手伝いをしたことがきっかけで、自分も海人への道へ。現在はマグロ漁メインだけれど、いろいろな漁法を取り入れ、さまざまな魚を釣っていきたいと奮闘中。