島の同級生同士の新盛基史(もとし)さんと春美さん夫婦。基史さんは、島の自然や歴史、文化を掘り下げていくことがライフワーク。春美さんは、フリーランスの看護師として、島の人たちの心を身体のケアをしている。3人の男の子たちをつれていつも遊びにいく場所へ案内してくれた。
八重山の歴史や文化、昔の生活などを知る民俗資料や工芸品などが展示されている。基史さんは小学校にあがる前に初めて訪れた時から興味を示し、たびたびつれてきてもらっていたのだそう。3人の子どもたちも、しっかり見てまわり興味を持っているのだとか。
石垣市立八重山博物館 9:00~17:00(入館は16:30まで)/休:月曜、祝日/石垣市登野城4-1/0980-82-4712/入館料:大人200円、学生(中学生以上)100円、小学生以下無料
おふたりの同級生が営むかまぼこ店。刻んだピパーツ(ヒハツモドキ)入りのジューシー(炊き込みごはん)をかまぼこで包んだ『ジューシーかまぼこ』は子どもたちも大好物。外遊びに出かける時に買って持っていくことが多いのだそう。
ジューシーかまぼこは午前中で売り切れてしまうことも多いのでお早めに。
金城かまぼこ 7:00~15:00/休:毎月第3日曜/石垣市新栄町73-9/0980-82-3084
バンナ公園内にある、市街地と島々が見渡せる展望台。天気がいい日によく来るのだそう。10年前に関東から島に帰ってきて、島の自然の素晴らしさを知ったという春美さん。「子どもたちに、自分たちが生まれた島が大好きって思って育ってほしいなと思っています」
バンナ公園 エメラルドの海を見る展望台
国立天文台の電波望遠鏡である大きなVERA(ベラ)は、天体から出る電波を観測する施設で、小笠原、岩手、鹿児島、そして石垣島の4ヶ所にある。天体に合わせて、この大きな望遠鏡がゴゴゴゴッと動くのも見もの。ゲートが開いている時は、中でパンフレットをもらうこともできる。
VERA石垣島観測局
名蔵アンパルと呼ばれる、名蔵川河口の干潟。名蔵大橋のところから下りていける。マングローブに暮らす生き物を観察しながら、じゃぶじゃぶと探検したり、そのまま夕日を見ながら、持ってきた夕飯をここで食べて帰ることも多いそう。
名蔵アンパル